ハッブル宇宙望遠鏡「宇宙の神秘を紐解く30年」展へ行きました。

東京ミッドタウンにあるFujifilm Square(富士フイルムフォトサロン)で表記の写真展を見てきました。天体写真は,子供の頃ではパロマ山のプレアデスとか馬頭星雲のイメージが焼き付いていますが,80年代にはボイジャーの木星や土星で書き換わり,さらにハッブル宇宙望遠鏡でM16の創造の柱とか変遷があります。今回集大成のような展示が,東京都写真美術館とこの富士フィルムでほぼ同時期に展示があり,無料の方に引かれて行ってきました。

M16創造の柱

今やNASAのHP などで何時でも見られる画像ですが,A0サイズ?以上の大きさでプリントアウトされたカラー画像は,やはり迫力があります。なかでもハッブルの馬頭星雲は,暗黒星雲のイメージを変えて,反射星雲ではないのか,という驚きがありますが,その画像をしっかりスマホで撮ってきました(カメラは撮影禁止ですが,スマホカメラはOKでした)。

ハッブルの馬頭星雲

ハッブル望遠鏡は,口径2.4mで全く地球大気の影響を受けないとはいえ,デジタル時代の画像処理(プレートソルビングなども)など,アマチュアの天体写真にも共通する面があります。自分の撮ったものと比較したりして大いに参考になると思いました。銀河の星形成領域とか,惑星状星雲など,ある意味,写りの芸術性=科学的価値,という面があって本当に楽しくなる分野だと思います。

惑星状星雲の姿

最近自分で撮ったカシオペア座のバブル星雲がありました。自分のと比較してみました。

ハッブルのバブル星雲
バブル星雲とM52