地質・堆積構造の実験
地学では実験ができないと言いましたが,砂や泥の堆積の様子を再現する実験は実サイズで行うこともできます。学校でやった実験の写真を載せます。タービダイト,断層,リップルマークの順です。
![](https://i0.wp.com/takatsukagaku.com/wp-content/uploads/2017/08/24_large.jpg?resize=668%2C601)
泥に近い砂(黒)とあらい砂(白灰)を混ぜた物を水をいれた大きめのメスシリンダーに投入(何度も)すると,級化構造ができて,タービタイトが再現できていると思います。
![断層](https://i0.wp.com/takatsukagaku.com/wp-content/uploads/2017/08/4_large.jpg?resize=810%2C593)
地層の模型として,小麦粉(白)と砥の粉(ブラウン)透明プラケースに交互に敷き詰め固めたようす。
![断層が動いた様子](https://i0.wp.com/takatsukagaku.com/wp-content/uploads/2017/08/5_large.jpg?resize=737%2C573)
仕切り板(赤)を押しつける方向に動かすと見事に断層ができました。ポイントはかなり地層を固くしておくことです。
![](https://i0.wp.com/takatsukagaku.com/wp-content/uploads/2017/08/10_large.jpg?resize=631%2C359)
ペットボトル(1L)に砂と水を入れて,横にして左右に揺らしていると,やがて,漣痕(リップルマーク)ができます。砂はホームセンターで売っている子供用の遊び砂,が適しています。