福井県立恐竜博物館

今年2017年3月に福井と金沢を旅行して立ち寄りました。


北海道でも全身骨格の発見のニュースがありましたが,日本の恐竜化石といえば,福井金沢にまたがる手取層群というジュラ紀白亜紀の地層のもので,この博物館のある勝山市近郊ででもワニの化石などが発見されているそうです。この博物館見学のためだけに福井にも行く人もたくさんいると思いますが,歴史的には平安時代から栄えた平泉寺という寺院史跡にも立ちよりました。さらに福井平野には古墳も多く,この地域が古代から豊かであったことに気づかされました。


福井市内から,車で30分以上かかる郊外にありますが,敷地の規模やモダンな建物からいって日本一を誇れるものだと思いました。2009年に行った中国の自貢恐竜博物館や雲南省の世界恐竜谷(パーク)に引けをとらない規模です。ただし,日本で発見される恐竜そのもののスペースはそれほど大きくはありません(上写真参照)。

地質(地層)と化石は,地球の歴史を物語るものですから,多くの自然史博物館にこの種の同じような展示を見ます(例えば国立科学博物館や神奈川県の生命と地球の星博物館など)が,いままで見たなかで,この福井のものがシンプルかつ代表的で見応えのある化石から構成されているという印象を持ちました。考えてみれば,生物進化と環境の変遷の2つを化石を使って一度に説明する展示というは基本的に無理なのかも知れないと感じます。ここの展示は,進化と環境を別々にしてあって分かりやすかったと思います。お土産に,越前和紙製の恐竜骨格組立パズルと,恐竜シルエットのお弁当ノリを買いました。お弁当のノリはなかなか評判が良かったです。入り口からいきなりエスカレーターで地下に潜る趣向でおおっと思わせられます。

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