東北日本太平洋沖地震(3.11)で,東京や大阪の大都市の高層建築物が長く揺れる現象が明らかになりました。震源から遠くても,形成時期の新しい平野には厚い堆積層があり,ゆっくりした周期のゆれを増幅して高い建物と共振を起こすためです。ビルのような建物の模型を作ろうとしましたが,かなり大きなものになってしまうので,塩ビの板にゴムの重りをつけたプレートを建物に見立てて振動させています。DCモーターの回転はPWM回路で制御しています。