肉眼でも見ることが出来る,星雲星団の代表,星はスバルのプレアデス星団。星はガスが集まってできる,そのガスをまとっているのが分かる教科書的な星団ですが,天体写真としては星雲としても見栄えがする対象で,M42,アンドロメダ銀河とベスト3天体のひとつです。
やはり晴れの日が多くなる10月過ぎから遠征して撮ることが多いので,大体同じ対象が定番になってきます。今年(2023年)は200㎜でプレアデスのまわりの分子雲に注目してみました。ただ,90分露出ではまだ足りないようです。

3分30枚,PixInsight,BXT,PSCCで画像処理,山梨県富士河口湖。
最新の撮影は,FRA400での38分の露出ですが,まわりの分子雲の感じもまずますと思っています。星像に関しては,ひとつ前のPentax75EDHFより数段良くなって,こんなに違うと思うとなんだか拍子抜けしてしまいます。

3分12枚,PixInsight,PSCCで画像処理,山梨県富士河口湖。

ED75HF D:75mm fl:371mm ASI2600MCPro gain100 180秒×24 総露出72 分
IDAS HEUIB-II
茨城県常陸太田市大中町にて撮影
13㎝の反射望遠鏡で,画面いっぱいにしてみたもの。反射特有のスパイダーがでましたが,2本に割れている部分があるので残念です。
焦点距離371㎜,1インチサイズのセンサーで,撮影してみました。