系外星雲と呼ばれる銀河。アンドロメダやM33とM81 などを除くと,どれも視直径が小さい対象になり,焦点距離が長い,かつ口径が大きい鏡筒でないと撮影は難しくなります。M51は,小さいですが明るいので,シャープな像をもつ光学系なら結構よく写ると思っていました。20㎝のニュートンで初めて撮ってみたら,こんなに写るかと驚いたのがこの画像です。交替した20㎝のシュミカセ(一個前の写真)はやはり外れ個体だったのだと確信できました。
もっぱら惑星の撮影に使っていた20㎝のシュミカセでディープスカイにもトライしてみましたが,ピントはあっているのですが,シャープさに欠けるようです。13㎝のニュートン反射と比べてもこれはダメだと思いました。
13cmニュートン反射fl588mmと冷却CMOSカメラで,3年前の画像より細部まで色も出せるようになりました。2020年12月18日撮影。
子持ち銀河と言われるように、二つの銀河からなるおおぐま座のM51。渦巻の様子が分かるように撮ることができました。
2017年12月23日朝霧高原にて撮影
はじめて拡大率を上げるバローレンズを使用してみました。銀河の撮影には拡大率の高い望遠鏡(焦点距離の長い)が必要ですが、口径が小さいと撮影に時間がかかります。しかし、デジタルでは意外に写るものだと実感しました。