散光星雲の中ではオリオン大星雲の次にポピュラーな星雲だと思います。ただし肉眼では見えませんし,赤外フィルターを外した改造カメラでないと写しずらかったのですが,CMOSカメラなどではよく写ります。新しい屈折鏡筒と1インチサイズのセンサーで画角いっぱいに撮ってみました(2022年12月)。
赤い散光星雲の代表的な天体ですが,肉眼ではほとんど見えません。写真ではよく写るので今まで何度も撮影していますが,デジカメではそれなりに露出をかけないと淡い写りだと思っていました。ところが冷却CMOSカメラにしたとたんこんなに濃く色が出るとは思わず,それも変かなと思って,調整をしているところです(2020年12月記)。
上が最初の処理,下が思い直してマスクをかけて抑え気味にしたものです。やはり自然なのは下の方だと思います。