写真のデジタル化が進み、パソコンによる画像処理で、今ではアマチュアでも、ハッブル宇宙望遠鏡のようなカラフルかつ芸術的な写真に仕上げられる時代になりました。現在、スマホアプリ(とマイコン)で制御する望遠鏡と冷却CMOSカメラで,星雲や銀河をいかに撮るかに現(うつつ)を抜かしています。→撮影機材 →私の画像処理 →進化する画像処理
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こんにちは、
私は愛知県立岡崎工科高等学校の教員で、天文科学部の顧問をしています。
11月に文化祭の出し物で、天体望遠鏡を展示することになりました。
天体望遠鏡を知ってもらうために、模擬天体観測をしようと思っています。
(壁に天体写真を貼り、天体望遠鏡で観てもらう)
残念ながら、鮮明な天体写真がありません。
ネットで天体写真を探したところ、貴殿のページを探し当てました。
そこで、模擬天文観測で貴殿の写真を使わせていただけませんでしょうか。
ご返事をお待ちします。
鈴木様
どうぞご活用ください。
見事な天体写真ですね。流星の自動検出でお世話になった奈良のTamekichです。漸く私もCMOSカメラ(非冷却のカラーですが)星雲なども長露光で撮影する様になったのですが、背景の縞ノイズに悩まされております。線形の元画像から徐々にストレッチするに従い、星雲の淡い部分を引き上げようものなら吊られて縞ノイズも露わになるといった塩梅です。この辺のしょりについて教示いただければ幸いです。
これまでやってみた事(ネット記事参照で)
フラットからフラットダークを引く。
フラット バイアス(ダークは当然やっていたのですが)撮影時のゲイン値を合わせる。
結果は、目に見える効果はありません。
前処理、スタックで使っているのはフリーソフトのsirilです。
縞ノイズは出てくるのは当然で、ストレッチを一寸づつ何度も繰り返して行うことで回避できるのでしょうか。前処理後に画処ソフトで消すものなのでしょうか。
Tamekich様 お久しぶりです。拙ページをご覧下さりありがとうございます。
スタックすると縞ノイズがでるというのは,多分モアレ模様のような現象だと言われています。
同じ写野で連続して撮った画像を何枚も重ねると,ノイズも同じように蓄積されるというか,詳しいことは私も理解できている訳ではありませんが,そういう現象が起こるようです。回避するのに有効なのは,画像を少しずつずらしながら撮影するディザリングという方法で,
https://ryutao.main.jp/tips_howto35.html
に詳しく書かれています。ご参考になればとおもいます。